2月中旬から全国のスナップオン取扱いになり、製品に箔がついた感じです。発売当時販売店に取り扱いの依頼をすると「LEDでしょ?よく切れるんだよね。」私、「??LEDって蛍光灯や白熱球より切れにくいですよ」「それがしょっちゅうクレームで返ってくるからやりたくないんだよね」などと会話した記憶があります。
発売からもうすぐ2年やっと信頼して頂けるようになりました。計器用のバックライト基盤をお遊びで作業灯に作り変えてはみたものの余り明るくないので工具箱の隅に置きっぱなしになっていて作業灯としての有効性には全く気付かず2〜3か月忘れていて、普段使っていた蛍光灯の作業灯を落として壊してしまったので仕方なく間に合わせに1週間程使っていて取り寄せた作業灯を使ってみるとアレッ?妙に使いにくいぞ???確かにLEDは圧倒的に暗い、けれども見たい所に近づければ問題無く見えるし、作業中置き場所に困らない、小さな電線やバキュームホースの上にヒョイと置ける。小さな隙間から差し込んで中を覗けば今まで見えなかった物も見る事が出来る。これはエライこっちゃ手元作業灯としてみれば最高じゃないか。
それからあんな事こんな事試してみると薄い、軽い、小さいという事が非常にメリットがある事が分かり、商品化を考え八方手を尽くしてやっと発売開始。いざ売って回ってみると、暗い、弱々しい、電池が内蔵されていたら、磁石が付いていたら、シガライターで使えたら、もっと薄くしてもっと狭い隙間に入るようにしたら、と買いたくない理由を述べられる。考えてみたら私もすぐに使えるところに有りながら使わなかった位で、使っていて気付いた有効性だから販売は難しい事に気づいた。しかし、きっとわかってくれる人が居る。
信じてこつこつ営業して回ると、商品を見ただけで「1本くれっ」というような人が現れた。外車整備や難しい整備をこなす技量の有る整備工場では商品性をわかってくれる人が多い事がわかった。日頃の整備の中で苦労しているシーンがよみがえるのだろう。見ただけで使い方を理解し買って貰った。こういう人たちにとって値段は二の次なのである。ある外車整備工場では出入りの整備工場の人たちに売るだけで30本近く販売して貰った。それは、見事に使いこなしているので訪れた整備工場の人たちも便利さを十分に理解できるわけである。
その内、整備商工組合などから引き合いが来たり、大手のメーカー系列の部品販売店、商社などから声が掛かるようになり、へたな営業でも物が売れるようになってきて今日に至っています。スナップオンが日本で販売開始した当初からのユーザーだった私、信頼できる工具を売ってくれる工具屋さんだったので私にとっては天王山的な目標だったのでこの上ない嬉しい販売店です。